シュレディンガーの猫

「シュレディンガーの猫の核心」が核心をついていない理由を読んでから、シュレディンガーの猫の核心を読んだのですが、頭が混乱してしまいました。



「〜解釈」とか「〜とは何を意味するのか」といった話は、正直なところあまり考えたくないなぁ。
箱の隙間から覗いたら“重ね合わさった猫が見えた!”とかいうのであれば、非常にびっくりしますが(それこそ、猫は無事であっても、僕の心臓が止まってしまうぐらいには)。


我々が見ることができるのは常に「ぐったりした猫」か「元気な猫」でしかないのだから何の問題もない。
僕は単純にそう思ってしまう…。(こういう考え方はだめかな?)


僕は、猫が箱の中でどうなっていようとあまり気にならないです。
猫が重なっていようが、笑い顔だけになっていようが、妖精になっていようが、どうでもよろしい。
そもそも、よくワケのわからない「現実の世界」とやらを理解しようとするのが難しいのだから、
数式である程度表現できるだけで我慢したい。


こういう事でうんうん悩むよりは、水素原子の波動関数でも計算していた方がずっと実りがあるのではないか。
大切なのはわかりますが、当面はあまり真面目に取り組みたくはない話題。問題には考えるべき時期とか、考えるべき人っていうのがあると思います。(僕のまわりにはこういう事を真剣に考えている人って、あまりいない…。)